今日は、「言葉の迷宮」というブログで『マキアヴェッリ語録』(09)を投稿しました。

今日は、「言葉の迷宮」というブログで『マキアヴェッリ語録』(09)を投稿しました。

ご存じのように、『ローマ人の物語』という大長編をものした、

塩野七生さんの『マキアヴェッリ語録』から名言を紹介しています。

今回はその9回目です。マキアヴェッリは権謀術数を操った人物といったイメージが

濃いですが、本著を読んでみると、かなりイメージが変わります。

マキアヴェッリは人間観察に長けた人物で、人間の本質を冷徹な目で見つめています。


『マキアヴェッリ語録』(09)

「君主は、自らの権威を傷つけるおそれのある妥協は、

 絶対にすべきではない。たとえそれを耐えぬく自信が

 あったとしても、この種の妥協は絶対にしてはならない。

 なぜならほとんど常に、譲歩に譲歩を重ねるよりも、

 思いきって立ち向かっていったほうが、たとえ失敗に

 終わったとしても、はるかに良い結果を生むことになる

 からである。」


 続きは → 

古典は奥が深い、と実感します。

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